祝! 出漁
2009年5月9日
サケマス小型漁船が出港、根室花咲港
ロシア200カイリ水域内で操業するサケマス流し網漁の先陣を切る、当部会所属3隻(道鮭連所属の小型漁船15隻)が9日、根室・花咲港から一斉に出漁した。同海域から水揚げされるサケマスは、いわゆる「北洋もの」と言われた、かつてのサケマス漁の主力。輸入物や消費低迷による魚価安や、相次ぐ入漁料アップで、今季の着業船は前年比6隻減という中でのスタートとなった。昨年と同じ9日に出漁した小型船は、根室漁協8隻、歯舞漁協4隻、落石漁協2隻、厚岸漁協1隻。同漁の解禁は11日午前0時、漁期は7月24日までの約70日間。初水揚げは25日前後の見通し。厚岸所属船をのぞく14隻は花咲港に水揚げする予定だ。中型船16隻は12日午前、同港から出漁する。